中心市街地活性化の拠点が誕生 ライブ中継

2005-06-25 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 須坂市横町の旧しかいやスーパー跡に、きょう25日、須坂商工会議所(広田宏会頭)が推進している中心市街地活性化事業(TMO構想)の拠点施設がオープン、あわせて、同会議所が提案し、今年度の県のチャレンジ枠で採択された街並み散策観光推進事業で使用するハイブリッド電動アシスト三輪自転車の完成披露も行う。
 この施設は空洞化する中心市街地ににぎわいを取り戻し、地域活性化の求心力になればと設置したもので、運営を地域おこしのNPO法人NEXT須坂(北沢正理事長・社員25人)に委託。同法人では「まちの駅〜信州・須坂ふるさと百貨店」として、土曜・日曜・祭日ごとに「駅」を開設し、須坂の特産品や市民の手作り産品を販売したり、さまざまな地域情報を発信するほか、インターネットショップなども手掛けていく。
 この「まちの駅」は人と人の出会いと交流をサポートする情報受発信拠点と位置づけられ、別名ヒューマンステーションという言い方もある施設で、現在全国約400カ所で取り組まれ、すでに大きな成果を収めているところもある。長野県内では同所が初。4つの機能(休憩機能=無料で休憩できる。案内機能=まちの案内人が地域の情報について丁寧に教える。交流機能=地域の人と来訪者の出会いと交流のサポートをする。連携機能=まちの駅間でネットワーク化し、もてなしの地域づくりを目指す)を備えていることが条件。同駅の駅長は同法人の塩野谷孝一専務理事が務める。
 また、NPO法人NEXT須坂は須坂商工会議所青年部が昨年度の創立20周年記念事業の一環として、元気な地域づくりの一翼を担おうと立ち上げたもので、賛同する市民メンバーも加え、今回が本格的な活動のスタートとなる。5月22日の町並みフェストでプレオープンし、以降週末ごとにイベント(写真)を開催、準備してきた。
 なお、商工会議所の拠点施設のオープニングセレモニーは、午前9時半から三木市長、広田商工会議所会頭らによるテープカットなどを行い、須坂商業・須坂園芸・中野高合同の吹奏楽部演奏をはさんで、10時半から須坂商工会議所ものづくりプロジェクトと信州大学の遠藤守信教授が共同開発した電動アシスト三輪自転車の完成披露とデモ走行を行う。
 会場では須坂商業高、須坂園芸高、市内事業所などによる物産販売も行われ、買い上げた人先着50人にはプレゼントもある。また近隣の協賛商店もセールなどで盛り上げる。9時半から11時半までは笠鉾会館交差点〜中町交差点間が歩行者天国になる。

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