2025-05-24 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の上信越道須坂長野東インターチェンジ周辺開発で、市は関係者による「交通検討会議」を設置し、ソフト対策の検討を進めている。大型商業施設の開業時に懸念される渋滞を緩和させる狙いだ。15日は市役所で3回目の会議があった。
インター周辺開発の観光集客施設エリアでは、昨年12月に「ホテルルートイン須坂」がオープン。今秋には「イオンモール須坂」の開業が予定されている。開業日は10月3日で調整しているとみられる。他にも、ホームセンタームサシとヤマダデンキが開業に向け準備を進めている。
市は2019年度から、ハード面の交通対策として開発地周辺の道路を整備。新アクセス道路をはじめ、昨年度までに新設や拡幅の主要工事を完了した。
交通検討会議は市、道路・交通管理者、交通事業者、立地企業などで構成。連携を図りながら対策を練る。
この日の会議は冒頭以外、非公開で行われた。市まちづくり推進部の滝澤秀芳部長はあいさつで「考えられる最大限の対策を講じていきたい」と述べた。
事務局の市まちづくり課によると、交通誘導や公共交通利用促進対策の検討などについて、各出席者から進捗(しんちょく)状況の説明があり、情報共有を図ったという。
公共交通では観光集客施設エリアに路線バスの乗り入れが予定されているとし、利用促進に向け「具体的な方策を詰めていきたい」としている。
会議は今後も月1回程度開く予定。
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