2017-03-18 07:00 am by 須坂新聞
須坂市境沢町の永田春雄さん(72)が同町を題材に作詞した「やすらぎの街境沢」に、須坂市北旭ケ丘町の牧康夫さん(78)が曲をつけ、このほど、CDとなった。昨年10月15日付の須坂新聞紙面で「どなたかに作曲してほしい」と呼び掛けたところ、牧さんが応じた。もう一人連絡してきた小布施町在住のRhythmer(リズマー)さんが編曲を担当している。
永田さんは横町で生まれ、穀町で育つ。昨年4月、東京での生活を切り上げ、父の出身地の境沢町に移住。趣味の作詞は今までに約120作品を書き、このうちの5作品に曲がついている。平成24年秋には「ふる里須坂」がプロの作曲家と演歌歌手によって念願の歌になった。
牧さんは元教員。小さいころから音楽が好きで、作曲も行ってきた。かつて境沢町に住んでいたこともあり、須坂新聞を見て「ふるさとへの思いがひしひしと伝わってきた。ぜひ作ってみよう」と思ったという。
数回の打ち合わせを経て出来上がった作品は演歌の中でも青春歌謡風。CDではパソコンの仮想歌手ソフトウエアを使用した人工音声が歌い、男女共通と男性のそれぞれ歌入りとカラオケが収録されている。
永田さんは「郷愁を感じさせるメロディーでとても歌いやすい。牧さんとリズマーさんに感謝したい」、牧さんは「永田さんと思いは同じ。ふるさとへの懐かしさやいとおしさを込めて作曲した。専門家ではないが、われながらいい曲になったと思う。永田さんの詞にリズムがあり、作りやすかった。永田さんの念願が叶い、自分としても形に残ってよかった」と話している。
永田さんは「機会あるごとにこの歌を披露して、多くの皆さんに歌ってほしい」と願っている。連絡は永田さん☎080-6842-4541まで。
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