2017-01-14 07:00 am by 須坂新聞
須坂駅南西側に河東線記念公園を整備している同公園運営協議会(会長・西原秀次サンジュニア会長)は先ごろ、須坂園芸高・須坂創成高造園クラブの提案を基に緑地帯などの計画図を作成した。駅舎風の休憩所(あずまや)や、歩道、花壇を設けたり、樹木を植える。ことし秋ごろの完成を目指す。
河東線記念公園は、旧長野電鉄屋代線(河東線)と旧米子線の跡地、サンジュニア敷地の計約3,400平方メートルを活用して平成27年8月にオープンした。線路や遊歩道、案内板などが設けられている。
同協議会では、未整備の緑地帯などのデザインを、須坂園芸高・須坂創成高造園クラブに依頼し、それを基に幸建築設計の北村幸一社長が図面を作成した。
休憩所は線路脇に設ける。ベンチ、テーブル、屋根付き。長さ約7m、幅約3m。旧木島線などの駅舎をイメージしたレトロな造りにする。休憩所周辺は芝生にする。
線路と同公園東側の駐車場を結ぶ歩道は枕木とウッドチップを用いる予定。花壇には季節の花などを植える。樹木は香りのするキンモクセイとカツラを植樹する。
造園クラブの小宮山桃加さん(3年、飯綱町)は「実際の駅舎を見学するなどしてアイデアを考え、デザインした。自分たちが行きたいと思う公園。幅広い年代の人たちが集う、憩いの場になればうれしい」と話した。
西原会長は「高校生の若い感性で、素晴らしいデザインを提案してもらった。若い人たちにも来てもらえる公園にしたい」と感謝した。
同協議会は同公園近隣の事業所や自治会、市で組織する。整備費は、県の元気づくり支援金の活用を見込んでいる。
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