2017-04-15 07:00 am by 須坂新聞
JAながのが改築工事を進めていた須高フルーツセンター(須坂市小島町)がこのほど完成し、しゅん工式は5日現地で約100人の関係者や来賓が出席して行われた。今回は施設の拡幅、改修と共に、最新の選果機4台を導入しリンゴ、モモなどの選果をより正確でスピーディーにできるようになった。稼働は7月からの予定。
同センターでは今後、須坂共選所、須高フルーツセンター管内のリンゴ、モモ、ナシなどを取り扱う。27年度のリンゴの取り扱い量は約27万ケースで、須高全体の約65万ケースの4割に当たる。
これまでの選果機は昭和61年導入の2台、平成15年導入の光センサー付き2台で対応していたが、いずれも老朽化していた。
新規導入の選果機4台は全て光センサー付きで、このうち2台は最先端のフリートレー方式。
光センサーは糖度、熟度、蜜入り、陥没など果実の中身を分析。バーコードで管理し、プールラインで製品を等階級別に貯留する。フリートレー方式は果実に優しい仕分けで、果実を傷めないシステムという。
施設は冷蔵庫導入分の約200平方メートルを新築し、延床面積は約4,100平方メートル。総事業費は約6億1,400万円。国と市の補助金は約2億8,000万円。
JAながのの豊田実組合長は「果樹産業の拠点として、ブランド力向上と販売力の強化に向けて、皆さんと共に前進していきたい」とあいさつした。
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