2016-12-03 07:00 am by 須坂新聞
須坂新聞社は28日、昭和43年の創刊以来文化事業として実施している「第49回須高書道大会」の第一次審査を本社で行い、応募総数418点の中から257点を入選以上として選び、このうちの45点を大会賞や主催・後援の各団体賞が贈られる推薦に決めた。
作品は幼稚園・保育園から一般までの12部門で募集、前回より22点減少した。内訳は▽幼保=32点▽小1=22点▽小2=27点▽小3=44点▽小4=43点▽小5=49点▽小6=40点▽中1=23点▽中2=26点▽中3=14点▽高校=23点▽一般=75点。部門別で極端な増減はないが、小1・小3・中2・高校の4部門で増加した。
審査は本社が委嘱した上高井教育会書道同好会の関係者が、漢字の各書体に誤りがないか、辞典と照らし合わせながら慎重に進め、各部門で6割強を入選以上として絞り込んでいった。
審査後、先生方からは「少子化が進む中で応募が増えた学年もあり喜ばしい。全体的にレベルが上がり、選考に苦労した。特に中学・高校に優れた作品が多かった。一般の皆さんもがんばっている姿勢が感じられた」などの感想が寄せられた。
また▽誤字は選外としたので、字が正しいかどうか確認して▽低学年は元気よく、高学年は基本の点画をしっかりと。一般の人は文字を崩した場合も点画に気をつけて、正確な文字を▽用紙の中にバランスよく入れ、文字の余白も大事に▽文字の中心をそろえ、へん・つくりの調和を考える―などのアドバイスがあり、「書を楽しむことが一番。書けば書くほど上達するので、日々の積み重ねを大切にしてください」との激励の言葉があった。
なお、推薦の45点は審査長の市澤静山信州大学名誉教授(所沢市在住、日展会員)が最終審査を行い、本紙の平成29年元旦号で各賞の作品と特選・金賞・銀賞・入選者を全員掲載、作品も順次紹介していく。入選以上の作品展は1月4日〜30日に須坂駅前シルキープラザで開く。
【推薦】(順不同)
幼 保 山田健太=山びこ幼
〃 上條碧=山びこ幼
小 1 佐藤凜生=豊丘
〃 滝沢愛未=長野市綿内
小 2 戸田涼楓=日野
〃 野池 燦=日野
〃 春日心音=日野
小 3 勝山楓=高山
〃 井上希空=小山
〃 池森真莉奈=日野
〃 市川真菜=日滝
〃 土屋孝太郎=高山
小 4 大窪温=栗ガ丘
〃 冨田あい=栗ガ丘
〃 酒井美怜=栗ガ丘
〃 降旗羽菜=栗ガ丘
〃 ?澤亜瑚=森上
小 5 小山華穂=仁礼
〃 瀧本優衣=仁礼
〃 小山馨世=豊丘
〃 古谷こころ=旭ケ丘
〃 根岸穂乃香=高山
小 6 櫻井香里=高山
〃 徳竹駿=栗ガ丘
〃 宮川陽菜=栗ガ丘
〃 広瀬ダニエル=森上
〃 鷲尾仁瑚=栗ガ丘
中 1 関谷優=長野清泉女学院
〃 山?友紀=墨坂
中 2 大野凌雅=相森
〃 佐藤らら=東京都練馬区立開進第一
〃 羽生田実夢=東
中 3 鷲尾充稀=小布施
〃 西山みづき=高山
高 校 小林育愛=中野西3
〃 中村明香里=長野商業1
一 般 小山久美子=須坂市高橋町
〃 勝山仁美=須坂市相森町
〃 青山昌彦=須坂市新町
〃 濱武子=須坂市松川町
〃 山岸けい子=須坂市塩野町
〃 竹内裕=小布施町東町
〃 竹本清子=須坂市本郷町
〃 杉本由佳=須坂市北旭ケ丘町
〃 佐藤友子=須坂市松川町
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