【能登半島地震被災地支援】信州医療Cが災害支援ナース派遣

2024-01-20 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 県立信州医療センター(須坂市立町、竹内敬昌=たかまさ=院長)の9人の「災害支援ナース」のうち4人が15日から27日までの日程で能登半島地震の被災地石川県能登町へ1人ずつ入って活動する計画だ。
 日本看護協会に登録する災害支援ナースの派遣要請は15日現在、レベル3(全国広域対応)。県看護協会(松本市)は日本看護協会からの要請を受けて9日、県内病院へ要請。同院は即時対応した。
 派遣先は能登町立小木中学校や小木小学校(予定)。任務は4日間。15〜18日は古村英稔(こむらひでとし)さん(44)。18〜21日は小坂ユミさん(47)。21〜24日は内本さえ子さん(47)。24〜27日は上野栄子さん(46)。
 長野県からは12〜15日に第1班(長野市民病院他)を派遣。信州医療センターは第2班〜第5班で。各班は県内の災害支援ナース4人で編成する。
 災害支援ナースは、災害支援ナース育成研修プログラムの修了者で登録した人。
 3泊4日分の携帯食や水、携帯トイレ、防寒具・雨具、ヘルメット、血圧計、体温計、衛生材料など持参する自己完結型で入る。
 専用のリュックに30kgほどの最小限度の荷物を詰め、現地まで長い距離を歩く体力や医療介護が必要な避難者へのケア、対象者の名簿作成などハードな現場業務をこなす力量が求められる。熊本地震や栄村地震の支援を経験した人から初めての人までという。
 同院看護部は15日の取材に「現場の状況が把握できないが、身の安全に留意して看護師としての使命を果たして無事帰ってほしい。メンタル面の不調は抱え込まないで報告してほしい。帰った後のフォローにも努めたい」と話す。

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