学びから考える学校再編を要望

2023-10-21 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市の学校教育や未来について話し合う市民有志のグループ「須坂のミライを共に語り合う会(キミノネ)」(竹前明美代表)は12日、学校再編への提案書を市教育委員会に提出した。実現させたい学びや環境として、子どもたちの主体性の育成や地域社会とのつながりなど五つを挙げた。今後の学校再編に関わる検討で参考にしてほしい―と求めた。
 提案書は、7月に同グループが開いた学校再編に関する意見交換会で出された意見をまとめた。須坂として特色のある「新しい時代の学び」のために、子どもも先生も楽しい学校にすることを求めた。実現には教育基盤・学校規模の見直しが必要とした。
 ▽主体性を育む〜自己肯定感を上げる〜▽たくさんの体験・選択肢〜学びの多様性〜▽先生の充実〜時間的・精神的余裕〜▽地域社会とのつながり〜地域全体で子どもを支える〜▽居場所がある〜学校・地域に点在する拠り所〜―の五つを実現させたい学びとした。
 「主体性を育む」については、学校のさまざまな場面に子どもの主体性を育む機会を取り入れ、自ら発信する意見を尊重する学校―を提案した。具体的な意見として「失敗しても挑戦ができる環境作り」や「行事の企画運営を子どもたちを主体にする」などを記した。
 「地域社会とのつながり」では、学校と地域が連携し、地域の人の支えを実感できるように―と提案。意見には「地域の方と交流できる場を校内につくる」「未来に向けて地域や学区を考える」などを挙げた。
 そのほか、時代の流れや社会のニーズに合った多様な学び、先生の時間・精神的な余裕をつくるために授業以外に子どものサポート・心身のケアをする人員の確保、学校・地域での居場所づくりを挙げた。
 竹前さんは「公教育は子どもたちが大人になって自己実現をかなえるために、さまざまな経験、体験ができる場所や個人が尊重される環境であってほしい。学校の在り方、中身をつくる際に子どもたちに必要な学びを重点に考えてほしい」と要望した。 
 小林雅彦教育長は「須坂が大事にしてきた幼年教育、多様性のある教育を続けていきたい。教育委員会が基本方針を作る際に提案書を一つの意見として参考にしたい」と答えた。

2023-10-21 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。