【高校再編】須坂新校「コミュニティデザイン高校」を考える

2023-07-22 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 県教育委員会は18日、県立高校第2期再編で旧第2通学区(須坂市・小布施町・高山村・中野市・山ノ内町)の須坂東と須坂創成を再編統合する須坂新校について議論する「第12回再編実施計画懇話会」を市生涯学習センターで開いた。創成の校地を活用し、2029(令和11)年度の開校を目指す須坂新校の学びのイメージに掲げる「コミュニティデザインハイスクール」に関する講演を聴いた=写真。
 須坂新校は、地域をフィールドとした探究を学びの中心に据え、「実社会の課題と向き合い、地域を学びの場に成長し続ける高校」を構想。全日制課程の農業科、工業科、商業科、新たな普通科「みらいデザイン科(仮称)」の4学科を設置し、募集学級数(1学級40人)は計7学級程度を想定する。
 講演では、一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームの研究開発員、岡崎エミさんが「コミュニティデザインハイスクールで何ができるか」をテーマに、地域と協働した学びを実践している山形県の小国高校の事例を紹介した。
 岡崎さんは「(小国高では)先生たちが新しいことにチャレンジしたことが、生徒にとって何かを変えるきっかけになった」と説明。一方で、教員の異動により、ノウハウの継承やモチベーションが維持されず、「協働まではいけていない」と課題も挙げた。
 地域に対して「学校支援という立場から脱却しなければいけない。高校を含めた地域の魅力化のシステムをつくっていく視点が必要」と呼びかけた。
 「共創共学」の重要性を示し「高校改革で試されているのは大人。高校生は条件がそろえばどんどん成長していく」と述べた。
 県教委は、5月23日の定例会で須坂新校の再編実施基本計画を決定。その後、県議会6月定例会に事件案を提出し、7月7日に議会の同意を得た。
 次回の懇話会は10月に予定している。

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