2022-04-23 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の百々(どど)川上空を今年も、色とりどり100匹のこいのぼりが泳いでいる。野辺町などの住民有志約20人でつくる「百々川に鯉(こい)を泳がそう実行委員会」が16日、新型コロナウイルスの早期終息と、子どもたちの健やかな成長を願い、高甫橋上流につるした。風に乗って悠々と大空をなびく姿が楽しめる。5月8日まで。
魚がすめない酸性水の百々川の「川の再生」と「子どもたちの健全育成」を願う取り組み。2004(平成16)年から毎年続けている。近年は新型コロナ終息への願いも込めて、こいのぼりを泳がせている。
設置作業には、会員ら20人以上が参加した。両岸に建てた支柱にワイヤを張り、鎖を取り付けてこいのぼりをつるした。コロナ禍で地元の小学生らの参加は一昨年、昨年に続いて断念したが、飛び入りで加わる親子などもいた。
会長の丸山剛(つよし)さんは「作業は大変だけど、こいのぼりが揚がるとうれしい。最初の頃より仲間も増えた。来年は節目の20年になる。(今後に向け)若い人たちが引き継いでくれたらいい」と話していた。
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