【長野ガロンズ】今季初白星ならず〜ホームで奮闘も開幕から6連敗

2019-12-07 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon バレーボールVリーグ2部(V2)男子の須坂大会が11月30日、12月1日、市民体育館で行われた。須坂市を拠点にV2の2季目(Vリーグ4季目)を戦う長野GaRons(ガロンズ)は埼玉アザレア、ヴィアティン三重ともに0―3で敗れ、今季初のホームゲームを白星で飾ることはできなかった。
 開幕から6連敗となり、順位は最下位のまま。次戦は7、8日に奈良県で富士通カワサキレッドスピリッツ、きんでんトリニティーブリッツと対戦する。
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 埼玉戦は前半に許したリードが響き第1セットを落とすと、第2セットは19―19から連続得点を与えるなどして連取された。第3セット序盤は激しい攻防を繰り広げたが、中盤以降は相手の多彩な攻撃に翻弄(ほんろう)され、大量リードを奪われて敗れた。
 三重戦の第1セットは両チームとも小刻みに加点し、ジュースに突入。粘り強く拾ってつなぐなど、互いにセットポイントを取り合う展開となったが、最後はサービスエースを決められ接戦を落とした。第2、第3セットは相手の好調なサーブにレシーブを崩され、連続得点を奪われた。
 チームGMで監督の篠崎寛さん(50、南小河原町出身、長野市)は「(初日は)相手の力に圧倒される形になってしまった。(2日目の)1セット目はいい展開で試合を進めることができたが、競りながらも最終的に取り切れず、次のセットも立て直しがきかなかった」と悔やんだ。
 今季はメンバーの多くが入れ替わり、平均年齢は昨季の28歳から22歳に若返った。選手14人のうち大学在学中の内定者6人を含む7人が新加入のため、今季から主将を務める坂口舜選手(24、岐阜県出身、塩川町)は「若いチームなので、いいときは乗れるが、沈んだときは負けが続いてしまう。大学生が多く全員集まっての練習ができないが、個々に課題を克服したり、自分たちの強い部分をもう一度見つめ直したい」と前を向いた。

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