2017-03-25 07:00 am by 須坂新聞
須坂市や須坂商工会議所などで組織する信州須坂フルーツ発泡酒協議会(会長・中沢正直副市長)は21日、須坂産果実(果汁)を使って委託醸造した初めてのフルーツ発泡酒の試作品の試飲会を、豊丘町に整備中の醸造所で開いた。委員や関係者約20人が出席して味わい、商品開発に向けて意見を出し合った。
試作品は東京都の醸造所に委託して、須坂産のリンゴ「ふじ」「シナノゴールド」やブドウ「巨峰」などを使い、果汁の割合や酵母などを変えた9種類を造った。
出席者は味や香り、色などを確認したり、食事との相性などを考えながら味わった。それぞれ感想を言い合い「いろんなフルーツを使えば、いろんな面白みが出てくる」と期待する声が聞かれた。
JAながの須高営農センター長の滝沢聖さんは「個人的にはリンゴの方が爽やかで、香りも感じられて、バランスがいいと思う」と話していた。
豊丘町の醸造所は間もなく完成する。今年1月に発泡酒製造免許を申請し、取得には4〜6カ月かかる見通し。それまでは委託醸造で試作を重ねる。夏ごろから商品製造を始める見込み。
同協議会から製造を受託した飲食店経営などの「クルークダイニング」(安曇野市)の飯田晋太朗常務は「さらに磨きをかけ、須坂の人たちに認めてもらい、支持してもらえる商品にしたい。コンクールなどで最優秀賞を取れる商品を目指したい」と話していた。
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