「バレンタイン一揆」って?〜須坂高校

2017-02-18 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂高校の英語部と生徒会の生徒が9、10日、公正な価格で取引された「フェアトレードチョコレート」を校内で販売した。14日のバレンタインデーに合わせ、チョコレートの原料のカカオ生産地で起きている児童労働の問題を考える機会にしようと初めて企画した。
 バレンタインの時期にフェアトレードのチョコを買おうと呼びかけるイベントは「バレンタイン一揆」と呼ばれる。カカオ豆の生産地では今なお多くの子どもたちが農園で働かされ、学校に通うこともできない状況が続いている。こうした現状を学んだ高校生や大学生が、生産者の生活や児童労働にあえぐ子どもたちの未来を守ろうと2012年に始め、各地に広まった。
 顧問の室井明教諭を通じてイベントを知った英語部の部員たちは「子どもたちが過酷な労働をさせられている現状を知り、部員みんなで何かやろうと考えた」。インターネットなどで自ら調べた児童労働やフェアトレードについて広く知ってもらおうと、チラシを作って全校生徒に配布するなどした。
 チョコレートの販売は両日とも昼休みに購買前で実施。東京の企業から味の異なる11種類、計300個を仕入れ、板チョコを各350円、チョコバーを各400円で売った。販売前から買い求める生徒が列をつくるなど、大盛況だった。
 チラシで児童労働の問題を知ったという2年の小池真菜さん(相森町)と立岩未麗さん(塩川町)は商品を手に、「(フェアトレードの)チョコを食べてみたかったのと、活動に少しでも協力できればという思いで購入した」と話していた。
 今回の売上金の約2割を、児童労働から世界の子どもたちを守る活動をしているNPO法人に寄付する。
 英語部の部長で2年の村田萌恵さん(新田町)は「活動を理解してもらい、たくさんの人に来てもらえてよかった。生徒だけでなく先生方も協力してくれた。バレンタインなどでチョコを手にするとき、大変な思いをしている子どもたちがいることも思い出してほしい」と話していた。

2017-02-18 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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