夏の果物の出荷が始まる〜フルーツ王国須高

2016-07-30 07:00 am by 須坂新聞

農業 icon フルーツ王国須高では夏の果実の出荷が始まった。今シーズンは春先からの高温の影響で生育が早く、雨が少ないため糖度も高いという。リンゴの早生品種夏あかりは7月25日に初出荷され、8月上旬まで続く。収穫期はつがるより3週間ほど早い。シャキとしてジューシーな味わいで、市場での人気も高いという。
 糖度は13度以上と甘く、適度に酸味もある。大きさは200〜300gの中玉。つがると比較して着色が良く、日持ちするという。さんさと陽光を交配して育成した。中生種の秋映は9月下旬、晩生種で主力のサンふじは11月から年内にかけて出荷される。JA須高では今シーズン、リンゴ全体で約63万2,000ケース(1ケース10kg)を計画する。
 モモの早生品種あかつきは7月20日に初出荷され、8月上旬まで続く。糖度は高く酸味が少ない。早生品種の主力で、中生種のなつっこ、晩生種の川中島白桃へと果実のリレーが続く。JA須高では今シーズン、モモ全体で17万1,400ケース(1ケース5kg)を計画する。
 JA須高営農生活部販売企画課の小林和弘課長は「高温などの影響で出荷時期は平年より10日ほど早い。味も色も仕上がりが良く、市場価格も期待できる」と話している。

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