明るいあいさつで須坂を元気に〜酒井商会社長が講演

2016-07-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市生涯学習推進センター主催の「須坂市民総合大学」の第1回の講座が旧上高井郡役所で開かれ、酒井商会(高梨町)の酒井志郎社長が「なぜあいさつは大切なのか?」をテーマに講演、「明るいあいさつで須坂、日本を元気にしよう」と呼び掛けた。あいさつと握手の実習も兼ねて行われ、約40人が心を込めたあいさつの大切さを学んだ。
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 あいさつは相手の存在を認めるという意義があります。マザーテレサは「愛の反対は無関心」と言いましたが、あいさつがないのは無関心と同じです。あいさつはまさに愛なのです。
 最近の若者を対象とした調査「自分は価値ある人間か」によると、米国57%、中国42%に対して日本は7.5%で日本の若者は自己否定感が強い。それは愛、あいさつが足りないのだと思います。
 では、良いあいさつとは何か。それは目の前の人を笑顔にするようなあいさつです。
 具体的には「先手で明るくはっきりと」がコツ。ハイの返事も0.2秒で返す。良い返事一つで、その場の気が変わります。本気のあいさつ、握手がプラス思考を作り、お互いのモチベーションを上げます。
 その一例として、プロ野球選手としてメジャーで活躍した大塚晶文さんとの出会いがあります。大塚さんは「酒井さん」と満面の笑顔で抱きかかえるように初対面の私を迎えてくれました。その懐の深さ、腰が低くて誰からも学ぼうとする姿勢に感動しました。
 明るいあいさつは最高の人生に通じます。相手を幸せな気持ちにさせます。その連鎖が須坂、日本を明るくすると思います。
 また「ありがとう」は世界一美しい言葉。「すみません」よりも「ありがとう」を使う習慣をつけましょう。
 須坂市では「あいさつ課」を設置し、あいさつ運動を展開していますが、我が社も市や多くの市民と協力して「日本一のあいさつのまち須坂」を目指していきたいと思います。

2016-07-16 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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