2014-05-03 07:00 am by 須坂新聞
日野小学校の3年生(65人)は23日、総合的な学習の授業の一環として、自分たちで育てた大豆を使った「みそ造り」を体験した。2年生だった昨年、生活科の授業で大豆を栽培・収穫し、豆腐やきな粉にして食べた。今回はそのときに余った大豆を活用した。
本藤浩史さん(村石町、糀屋本藤醸造舗社長)が仕込み方法を指導。煮た大豆を細かくつぶし、塩と米糀を混ぜ合わせ、ポリ袋をかけたペットボトルに少しずつ空気を抜きながら詰めた。本藤さんは「発酵して変化する色や香りを家で観察してみて。秋になったら学校へ持って来てみんなで比べてみて」と呼び掛けた。
岩崎千春さんは「大豆をつぶすところが楽しかった。きょう食べたらすごくしょっぱかったけど、おいしいみそになってほしい」。田中敦也君は「こねるのが大変だった。おいしくなったみそを野菜につけて食べたい」と笑顔で話した。
また、この日は本藤さんが持参した米糀の甘酒やみそ玉のお菓子も試食した。本藤さんは「体験を通して、日本の伝統の食品をさらに身近に感じてもらえれば」と話していた。
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