2013-06-08 07:00 am by 須坂新聞
須坂駅一帯の環境整備に取り組んでいる長野電鉄と須坂園芸高校はこのほど、イオン須坂店前の広場を再整備した。花壇や水路などを設けて、須坂市の玄関口、市民の憩いの場として緑と潤いのある空間に生まれ変わった。1日に関係者や市民が参加して記念植樹を行った。
広場は同社所有地で約200㎡。築山から流れる滝を復活させて、長さ約8mの水路と池を設けた。通路の敷石を敷き直して新たに花壇を造成し、バラやオオムラサキ、ニオイヒバなどを植えた。ベンチも置いた。
ほかに、雑木や下草が生い茂っていた築山と植栽帯は、モミジやサルスベリ、ケヤキなどを残して伐採し、カツラやロウバイ、アジサイ、オオヤマレンゲなどを植えた。
同校造園科の2、3年生も水路などの護岸工事や花壇造成、雑木除去、植栽などの作業を手伝った。
長野電鉄と須坂園芸高は昨年、連携して須坂駅と小布施駅の緑化などの環境整備に取り組む協定を結んだ。同校造園クラブが作成した緑化計画図を基に、今年度から本格的に工事に着手し、今回、イオン須坂店前の広場を整備した。今後、須坂駅ロータリー周辺や小布施駅も整備する。
1日は長野電鉄職員も須坂駅西口の線路沿いにコニファーを植えたり、草刈りをするなどした。
造園クラブの久保香織部長(3年)は「以前より明るくなって、水辺の景観もできた。たくさんの人に利用してもらいたい。自分たちも作業に携わり、計画図が実際の形になってうれしい。いろいろ勉強になった」と話した。
長野電鉄の笠原甲一社長は「高校生の協力で緑と水のある素晴らしい広場になった。駅利用者や地域の人たちに気持ちよく利用してもらえる」と話した。
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