2012-05-27 07:00 am by 須坂新聞
須高地区でも21日朝、金環日食(部分日食)が見られた。太陽が月に隠れ、縁が光の輪のように見える現象で、県内で観測されたのは173年ぶり。ほぼ青空に恵まれ、多くの人が神秘的な天文ショーを楽しんだ。
須高では完全な形ではなかったが、太陽と月が重なり、ほぼ光の輪のように見えた。
小中学校では登校時間を早めるなどして観察した学校もあった。相森中では400人以上の生徒が、午前7時20分ごろからグラウンドで、日食用サングラスを使って月が太陽に重なる様子を観察し、用紙に記録した。
日食が進むにつれて辺りが若干暗くなり、7時35分ごろ最大になると生徒たちは「指輪みたい」「きれい」などと感激していた。
丸山和晃君(1年)は「とても大きくて遠くに離れている太陽と、小さい月が重なるのはすごい。めったに見られないのでうれしい」と喜んでいた。
理科の竹井俊夫教諭は「自分の目で実際に見たことや、皆と一緒に見た体験が印象に残り、天文や理科により興味を持つきっかけになれば」と期待した。
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