2011-12-04 07:00 am by 須坂新聞
相森中学校は、このほど松本市で開いた第10回県中学生ロボットコンテストのゲーム競技で梅松悠汰君(1年)が準優勝するなど大活躍。県教委などが主催、ロボット製作・操作を通じて、作る楽しさや完成する喜びを知る機会を提供、生徒の技術力を高める狙いがある。
競技は1対1の対戦で、122チームが出場した。自分たちで競技用に作ったロボットを操縦してタワーの上に置いたボールの数などで競う。機能性やリモコン操作などが鍵。参加は個人でもチームでも自由、同校の技術部では14人が13チームで出場した。
その結果、梅松君をはじめ、小坂千秋君(2年)がベスト8に入賞したほか、決勝トーナメント(32位以内)に6人が残る活躍。梅松君は「ロボットは好きで夢中になれる。実力は発揮したが、北信大会で勝った相手に負けて悔しい」と話す。
また、ロボットのデザイン賞に戸沢謙弥君(2年)、アイデア賞に黒田康平君(2年)が選ばれた。戸沢君は「キャタピラーの利用を考えた。スムーズにボールが運べるよう工夫した。賞はうれしい」、黒田君は「この賞が目標だった。夢が実現してうれしい」と喜んでいた。
技術部顧問の山崎博史さんは「部として2年目の出場。試行錯誤を繰り返していいロボットができた。製作を通して生徒の成長が見られてうれしい」と話している。
なお、コンテストではアイデアを共有して全体のレベルアップを図るため特許制度を導入、相森中は今大会で8個取得した。また、小布施中学校がユーモア賞と、審査員特別賞に選ばれた。
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