2011-10-30 07:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所は21日、地元出身の優秀な人材を確保しようと、初の「須高地区ふるさと就職面接会」をシルキーホールで開いた。製造業、建設業、旅館業、自動車販売業など12事業所が参加、求職者は53人が集まり、事業所ごとのテーブルで会社説明を聞き、面接に臨んだ。
面接会はハローワーク須坂が共催、須坂市と須坂職業安定協会が後援した。対象は来年3月の大学・短大・専門学校などの卒業予定者、各学校3年以内の既卒者、U・Iターン就職希望の若年者で、参加者は新卒者38人、既卒者11人、一般求職者4人の内訳。学校所在地は県内が72%、県外では関東を中心に遠くは山口県もあった。
須坂市出身で東京の大学4年生女子は取材に「できれば地元で就職したい。東京の説明会は学生が多すぎて、ゆっくり話を聞くことができないが、今回は十分に時間を取っていただき、地元企業のことをよく知ることができてよかった」と話した。アンケートでは▽地元での面接会は非常に助かる。興味をひかれる企業を見つけることができた▽参加企業が多いとありがたい▽説明が丁寧で、分かりやすかった―などの感想が寄せられ、参加者の約60%が8〜9月の開催を希望していた。
須坂商工会議所では「地元出身者を雇用したい事業所があり、地元に就職したい人がいる。初めての面接会だったが、その橋渡しはできたと思う。参加者の採用可否の調査はこれからだが、地元の商工会議所として、今後もいいマッチングができるように努め、継続して開いていきたい」と話している。
2011-10-30 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント
Tweet 良い試みですね。その地にいる若者は、未来の財産ですから。
須坂で生きたいと思っている若者が、全員須坂で暮らして、須坂を好きでいられるよう、これからも定期的に
行っていくと良いと思います。
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