2010-12-19 07:00 am by 須坂新聞
㈳ケーブルテレビ情報センター(本部・東京都中央区)はこのほど、今年度で23回目となる「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2010」に須高ケーブルテレビ(STV)の丸山康照社長(48)を選出。14日、東京・日比谷の日本記者クラブで授賞式が行われた。
同賞はケーブルテレビ業界発展に貢献した業界関係者を表彰する制度で、1988年の第1回から数えて69個人・団体が受賞している。今年度は地域活性化への貢献、地域の安心・安全活動への貢献などをキーワードに選考、個人の部で丸山社長、団体・特別賞にけーぶGiRLS(日本ケーブルテレビ連盟東海支部)を選んだ。丸山社長は積極的な地域連携により地域文化や地域産業の活性化に大きく貢献したことが評価された。
同社では須坂市動物園の映像をインターネットで24時間配信する「デジタルアニマルパーク」を開設、アカカンガルー「ハッチ」らを全国的な人気者に押し上げ、入場者の飛躍的増加とにぎわい創出に貢献した。また、高山村、女子美術大学との産学官連携でバスストップギャラリー、屋外アート展示、高山産ワインづくりなどの地域おこしを実践。災害時緊急避難場所となる須高の全小中学校には災害支援情報端末・回線を提供した。このほか、地域見守り実証事業にも参画、地域福祉の一翼を担っている。
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