2009-11-08 07:00 am by 須坂新聞
?須坂健康福祉ランドは7月に解散し、清算会社として債権申し出の公告など行ってきたが2日、清算人会並びに第13期臨時株主総会を開いて清算結了を承認した。清算人は小林邦一代表清算人や新井新二清算人(前社長)、三木正夫清算人(須坂市長)ら7人。監査役は2人。10月4日まで2カ月の公告期間に債権申し出はなかった。市は12月議会に清算結了を報告する。
三木市長は取材に「市や市以外の方々の出資金が返還されないことは申し訳なく思っている。全体的には賃貸料等の積立金があり、会計上の課題はあったが、その中で清算できたことはよかった。難しい状況をご理解いただいた議会や、運転資金がない厳しい状況の中で黒字転換もされ、難しい権利関係を整理され、円滑な指定管理者移行ができたことなど新井社長の目に見えないご苦労に感謝している」とする。
新井前社長は「平成17年6月の就任時点ですでに多額の累積債務があり、市が計画的に見直す必要もあった。経営体質の改善が遅かったのが残念。資力がない3セク会社の運営が原因だが、金がかかる健康福祉のコンセプトでの経営は難しかった」と話す。
湯っ蔵んどの指定管理者を民間に変更したことから存続の理由がなくなり、同社は解散、清算に至った。
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