2021-04-17 07:00 am by 須坂新聞
須坂商工会議所と須坂工業振興会はこのほど、同会議所で新入社員研修会を開き、市内企業23社から81人が参加した。2日間にわたって、講師のコミュニケーション・シーズ代表の杉本文江さんから、社会人として必要なビジネスマナーや仕事の進め方などを演習や実技などを通して学んだ。
杉本さんは「(コロナ禍で)マスクを着けているからこそ、相手に伝わりやすいように大きな声とリアクションを心がけましょう」と話し、「名刺交換は、訪問した側が先に自分の名刺を渡すのが基本。両手で差し出し、胸の高さより下ろさない。名刺は相手の分身と受け止めて丁寧に扱う」と説明。
電話対応では「電話1本で億単位の商談が成立することもあれば、不親切な対応によって誤解を招き、取引停止というケースも少なくない。どんな場合でも電話に出れば、あなたが会社の代表。1人1人が会社のイメージをつくる大切なキーマン」と話し、「第一声は、明るく、さわやかに。言葉は、はっきり、ゆっくり、丁寧に」とアドバイス。
その後ペアを組んで実技。
齋藤夏光さんは「普段使わない言葉が多くて戸惑った。実践を積んで学んでいきたい」と話していた。
全体を通して、内川雄斗さんは「会社でもマナー研修をしたが、杉本先生に教えていただき、さらに理解が深まった」。佐藤凜也さんは「実技でいろんな会社の方と交流ができてよかった」と話していた。
杉本さんは「なぜこの仕事をするのか、と問題意識を持って、失敗を恐れず挑戦してほしい」と参加者にエールを送った。
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