2017-09-23 07:00 am by 須坂新聞
台風18号が17日深夜から18日朝にかけて長野県に接近し、須高地区ではリンゴを中心に果実が落果する被害を受けた。JAながの須高ブロックによると、フジ、シナノゴールドなどのリンゴのほか、ブドウ、梨の落果などによる農産物被害は小布施町で約1,112万円、高山村で約783万円、須坂市で約496万円で合わせて2,390万円余となった。
比較的被害が大きかった須坂市日滝地区のリンゴ畑では、収穫を前にしたシナノゴールドが落ちていた。地元農家の松澤安弘さんは「広い道路沿いや山際など、風が通る畑では1割ほど落ちたところもあった。私の畑はそれほどではなかった。ブドウはネットのおかげもあって落果がほとんどなかった。これから無事に収穫できることを願っている」と話していた。
ほかに小布施町雁田地区、高山村高井地区などの被害が大きかった。(20日現在)。
また、今年は日照不足や長雨などの天候不順で、リンゴの着色が遅れる傾向もあった。
最近の須高での台風被害は、昨年10月に発生した台風18号により須高地区のリンゴ落果などで約1,300万円の被害があった。
ほかに、須坂市では県道五味池高原線と林道米子不動線で倒木があり、一時通行止めとなった。仁礼小で工事のプレハブ事務所の2階部分が倒れた。旭ケ丘小で桜の木、須坂小で柿の木が折れるなどしたという。
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