「カッタカタまつり」にぎやかに〜踊りの祭典に53連

2016-07-23 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂の夏を彩る「第39回須坂カッタカタまつり」は16日、中心市街地の駅前通りと国道403号を歩行者天国にしてにぎやかに開かれ、踊り手や観客ら大勢の人たちが繰り出した。前日には夕立があり、当日もかと参加者や関係者をやきもきさせたが、曇り空ながら雨が降ることはなく、踊りの祭典時の気温は25〜23度台、心地よい風が吹く絶好のコンディションの中で、老若男女が市民祭りを存分に楽しんだ。

 当日は午後3時半からおまつり広場がスタート。路上には食・衣類・雑貨などのフリーマーケットが52区画が並んで大にぎわいとなり、ダンスパフォーマンスでは子どもから大人まで13チームが、ステージパフォーマンスは和太鼓の松和会が日ごろの練習の成果を披露した。
 メーンイベントの踊りの祭典には昨年より2連多い53連(一般連46連、子ども連7連/申し込み人数は合計2,933人)が参加。市消防団のパレードに続いて、三木市長の開会宣言でスタート。正調須坂小唄や新須坂小唄に合わせて老若男女が練り歩いた。子どもや若い人たちは「カッタカタ」のおはやしに合わせて「それっ」と元気にジャンプ、パワーを爆発させていた。
 大休憩では恒例の竜みこしが繰り出し、昇竜太鼓の威勢のいい響きが祭り気分を盛り上げた。
 また、本部テントの一角では須坂市花火大会実行委員会がきょう23日に開く「須坂みんなの花火大会」のPRと募金活動を行い、踊り連の「ふれあい連」では市赤十字奉仕団と学生ボランティアが練り歩きながら東日本大震災と熊本地震の被災地支援の義援金を募った。それぞれ市民の協力に感謝している。
 主催の実行委員会では「前夜と翌朝に雨が降ったが、皆の願いが天に通じて、当日は雨が降らなかった。全ての日程を予定どおりに行うことができ、関係する皆さんに感謝したい。人出は昨年より多かったと感じる。踊る人も見る人も楽しんでもらえたと思う。これからも誰もが楽しめ、元気になれる市民祭りを目指していきたい」と話している。
 コンテストは従来の仮装とデコレーション(山車)に加え、踊りが2年ぶりに復活、計3部門で行い、次のような結果となった。
 【仮装コンテスト】▽最優秀賞 KIZUNA連(旭ケ丘小)▽優秀賞 生活クラブとゆかいなボーダーズ連▽特別賞 TKH6K30連(高甫小)
 【デコレーションコンテスト】▽最優秀賞 八幡町連▽優秀賞 東横町連▽特別賞 信州望成会連 馬場町連 南横町連 キタヨコマチ連 サンジュニア連 ながでんスイミングスクール須坂連
(子どもデコレーションは日野ふじっ子連、KIZUNA連、須坂小6松連の全3連が奨励賞)
 【踊りコンテスト】
▽踊りが美しいで賞 須坂市連合婦人会連▽元気がよかったで賞 みんなわいわいまっしぐら連(須坂小)▽連がそろっていたで賞 市民学園連▽がんばったで賞 ふれあい連▽みんなに選ばれたで賞 KIZUNA連

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