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干支人気全国1位「袋を背負う猿」の愛称は？

2016-06-18 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　須坂市立博物館は11日、開館50周年記念の特集展「印籠・根付」のオープニングセレモニーを開き、インターネットの人気投票「ミュージアム干支コレクションアワード〜2016猿」で全国1位になった同館所蔵の根付「袋を背負う猿」の愛称を「ふくもん」と発表。三木市長らがふくもんのキャラクターと共にテープカットした。
　愛称募集には全国から187点の応募があり、候補を10点に絞って人気投票をしてもらった。その結果、有効投票159票の中から51票を獲得した「ふくもん」が、2位以下に20票余りの差をつけて選ばれた。
　名付けたのは埼玉県加須市と東京都大田区の男性。共に「袋の『ふく』と幸福を表す『ふく』に、モンキーの『もん』をつけ、親しみや優しさを出すためにひらがな表記にした」などの理由で命名したという。
　今回の特集展は8月21日まで開催。印籠20点と、「ふくもん」を始めとする根付57点を展示するほか、イベントとして、展示解説（ギャラリートーク）を7月3・18日、8月11日の各日午前11時から、根付スポット解説（6方向から撮影した根付の写真をスクリーンに拡大し、根付の細部を解説）を7月24日午前11時から行う。
　同博物館では「印籠・根付は日本が世界に誇るものづくりのルーツ。江戸時代の職人たちの繊細な表現と高度な技術の数々をご覧ください」と呼び掛けている。
　問い合わせは須坂市立博物館☎026-245-0407まで。