2014-04-19 07:00 am by 須坂新聞
信州すざか農業小学校豊丘校は12日、そのさとホール(豊丘上町)で入学式を行い、本年度の授業をスタートした。10年目を迎えた今回は市内の小学校を中心に64人(このうち市外は4人)の子どもたちが入学した。
入学式のあいさつで小林道男校長(67、豊丘上町)は「農業小にはノートも教科書もない。農家先生たちの作業を見ながら手、足、体で覚える授業。土と交わり、自然と親しみながら、たくさんの思い出と友達をつくって」と呼び掛けた。
式が終わると早速、近くの畑に移動して最初の授業のジャガイモの植え付けをした。子どもたちは各班に分かれて農家先生らに教わりながら、くわを使って土を掘り起こし、種イモを等間隔に植えていった。
家でも農作業を手伝っていて、今回が3回目の参加という下条海人君(仁礼小5年)は「上手に作業ができた。蒸かして食べるのが楽しみなので、たくさんなってほしい。農業小では他に、そば打ちやどんど焼きが楽しみ」と話していた。
子どもたちはボランティアの農家先生(21人)や須坂園芸高生、信州大生らに指導を受けながら、来年2月まで毎月2回程度(年間18回)、主に土曜日に農作業や地域の伝統行事などを学んでいく。
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