2013-04-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂アートパーク内の世界の民俗人形博物館は20日、入館者が50万人となり、「ありがとう!50万人」セレモニーを行って、節目を祝った。
同館は平成9(1997)年9月5日に開館。当初は年間1〜2万人台の入館者で推移していたが、全国最大規模の「30段飾り1000体の雛祭り」が始まった18年度から大幅に増加、以降は4〜5万人台となり、15年半で50万人を達成した。
50万人目は南佐久郡川上村の井出弥生さん(56)で、近所の女性たちでつくる旅行グループ「すずらんの会」の仲間8人と共に訪れた。この日は北信の桜を見物しようと飯山から須坂に移動、臥竜公園に行く前に立ち寄ったという。
セレモニーでは、同館を運営する市文化振興事業団の中澤正直理事長が記念品をプレゼント。井出さんは「突然のことでびっくりしています。初めて来て幸運にめぐりあえて、とてもうれしい」と喜んでいた。
同館では「30段飾り1000体の雛祭り」が21日で終了。26日からは、こちらも全国最大規模の15段、約250体の武者人形を飾る「五月人形〜菖蒲の節句展」が6月23日までの会期で始まった。隣接する須坂版画美術館や歴史的建物園では5月8日まで雛飾りを展示しており、ゴールデンウイーク中は雛人形と武者人形の両方が楽しめる。
なお、今回で7年目の「30段飾り1000体の雛祭り」は1月23日から始まり、須坂版画美術館、歴史的建物園と合わせて約6,000体を展示した。会期中、同館へは前回とほぼ同数の26,142人が入館した。
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