2011-11-26 07:00 am by 須坂新聞
オリオン機械(須坂市幸高町)の9人は、来月16日から静岡県などで開く第49回技能五輪全国大会(中央職業能力開発協会主催)の2職種に出場する。各選手は全国に技術力をアピールするため連日猛練習に励んでいる。
配管の製作技術などを競う冷凍空調技術には岩月亜弥さん(20)花岡進也さん(22)馬場哲志(さとし)さん(20)樋口瞳さん(22)宮尾尚志さん(20)横田岬さん(20)の6人が出場する。
2回目の出場となる花岡さんは「前回の敢闘賞を超える銅賞を狙う。技術も知識も高めてきた。本番で実力を発揮したい」。初出場の岩月さんは「不安や緊張はあるが全力を出したい。時間内にきちんと完成したい」と決意する。
一方、制御装置製作などの技術を競う工場電気設備では轟鷹さん(19)中野祐介さん(23)島田利男さん(21)の3人が出場する。島田さんは「2回目だが、独特の雰囲気に注意してメダルを取りたい」と話す。
太田哲郎社長は「ことしからペーパー試験が導入されるなど理論面も要求される。まさに総合技術。来年の長野大会を目標にしているが、年々出場者・入賞者が増えている。今回は銀賞を獲得、来年は金賞を目指したい」と話している。
同社は昨年7人が2職種に出場し、2人が銅賞、2人が敢闘賞。
技能五輪(23歳以下の技能競技大会)は40職種(機械、金属、電子技術、建設・建築、サービス・ファッション、情報通信系)で競う。県勢は31職種に59企業・団体から92人が出場する。
須坂市からは3社11人。前田鉄工所(豊丘上町)から電気溶接で伊藤一真さん(21)、花のミヤザキ(東横町)からフラワー装飾で宮崎知弥さん(19)が出場する。
なお、県内各地で開いた技能五輪県大会では、岩月さん、中野さん(オリオン機械)宮崎さん(花のミヤザキ)の3人が部門トップの知事賞に。横田さん、宮尾さん、轟さん(オリオン機械)が職業能力開発協会長賞を受賞。全国大会への出場権を獲得した。
2011-11-26 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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