2011-10-22 07:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園にこのほど、アカカンガルーのメス「マロニー」が、ハッチファミリー第5子「タッチ」のお嫁さんとして仲間入りした。当面は本園にいるメスのクララ(タッチの母親)と同居し、来年春ごろに「タッチ」とのお見合いを試みる。
マロニーは名古屋市の東山動物園で今年4月に生まれた。須坂へ来るまで母乳を飲んでいたという。性格はおっとりとしていて、すでにクララと意気投合。日なたで一緒に昼寝をする姿が見られる。
一般公開初日の18日、中野市からバス遠足で訪れた豊井保育園の園児たちは、クララに寄り添うマロニーを見つけると「ちっちゃくて、かわいい」と歓声をあげていた。飼育員の小林正和さんは、「乳離れしたばかりだが、えさもよく食べてくれるので、まずはひと安心。ハッチの孫誕生に期待して」と話している。
一方、タッチはお嫁さんの存在を知ってか知らずか、南園の第2カンガルー舎で、亡き父のハッチをほうふつとさせる堂々とした寝姿を披露。そんなタッチは目下、3羽のニワトリと同居中。
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