2011-01-23 07:00 am by 須坂新聞
峰の原高原スキー場で13日、日野小学校の4年〜6年生のスキー教室が行われた。同校の肢体不自由学級に在籍する4年と6年の児童2人は、スキーインストラクターが前後からロープで支えるソリで滑り降りるなど、友だちと交わりながら、同じゲレンデで冬の一日を楽しんだ。
2人はリフトで上まで行き、先生と一緒にソリに乗り込むと、1.8㎞の林間コースをゆっくりと滑り降りた。一回ごと休憩室で暖をとりながら、6年生の鈴木愛秋さんは「今年は初めて滑った。すごく楽しい。もう1回行ってきます」と元気いっぱい。4年生の西田俊介君は「寒かった。でも、すっごく楽しかったよ」と笑顔を見せていた。
須坂市内の小学校はこれまで、峰の原を含め、周辺のスキー場に分散してスキー教室を行ってきたが、今年は11校のうち10校が地元峰の原での実施を計画する。渡辺宣裕教育長は「地元の施設や自然に触れることで須坂を知り、もっと好きになってくれればと思う。楽しかった思い出を大人になっても忘れないでほしい」と話す。
また、長野養護学校須坂分教室が、新年度から県内で初めての須坂市立特別支援学校としてスタートすることから、市教委は特別支援学校の子どもたちの自然体験も地元で積極的に行っていきたい―としている。
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