2009-08-10 07:00 am by 須坂新聞
市健康づくり課は、平成18年2月から19年3月まで3回開いた「働きざかりのいきいきセミナー」受講者112人に健診結果の提供を求め、データが得られた35人の受講後を考察した。その結果、メタボリックシンドローム該当者の割合が受講終了時の34.3%(12人)から20年度末で11.4%(4人)に減少した。先ごろ開いた「働きざかりの健康づくり研究会」(久保正直会長)で報告した。
セミナーは働く人が元気になることを目的に研究会が20年度までに7回開き、280人が受講している。市は健診結果の比較と意識調査で受講者の行動が変わり、生活習慣として定着したかどうかを考察し、セミナーの有効性を検討した。
メタボ該当者の4人のうち、3人はセミナー終了時より体重とBMI(肥満度)で改善が見られ、2人は腹囲で改善が見られた。
35人のうち、セミナー終了時より体重が1kg以上の減量が継続する人は6割。BMIの減少が継続する人は9割。BMIが基準値を超えた人の割合は終了時の6割(22人)から3割(11人)に減った。
一方、アンケートに回答した65人のうち、食生活で塩分に気をつける人が6割、脂肪は7割、野菜を取るは7割、アルコールを控えるは6割が回答。ウオーキングの実行者と中断者は合計7割などの傾向を把握した。
同課は「市内22コースを設定するウオーキングや体重計にのろうなどで、できること、続けられることを行う意識付けと意識の持続が大事。保健センターでは相談も行っています」と話す。
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