2008-10-14 07:00 am by 須坂新聞
社会福祉の分野で優れた功績を挙げる個人や団体に贈る「平成20年度社会福祉表彰(知事表彰)」の受賞者に須坂市村山町の宮沢十郎さん(84)が選ばれ、4日に県松本文化会館で表彰を受けた。
今年度は46の個人と団体が受賞した。宮沢さんは高齢者福祉分野で受賞。社会活動などに積極的に参加し、社会福祉向上への顕著な功績や善行が認められた。
宮沢さんは、昭和60年に入学した老人大学で2年間学び、卒業後に地域指導者養成講座を1年間受講した。そこで学んだ経験を生かし、高齢社会の地域活性化に尽力した。
平成元年に設立した長野県長寿社会開発センターでは初代理事を4年間務め、現在まで20年間、長野支部賛助会スポーツクラブで活動する。同クラブでは、長野市心身障害者運動大会へゲートボールの一級審判員を送り出し運営の手伝いをしたり、竜の里須坂健康マラソン全国大会で交通整理などのボランティアを積極的に行っている。
宮沢さんは「皆様の支えや協力があってここまでやって来れた。無我夢中で精一杯、一生懸命やってきたことが認められてうれしい。この歳になり新たな感激が身にしみた。これからも、もっと大きな輪を作っていきたい」と、受賞の喜びを語った。
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