2005-05-13 04:30 pm by 須坂新聞
須坂市仁礼地域で花づくりを進める住民有志のグループ「仁礼宿・花いちもんめの会」が道路愛護の功労者として国土交通大臣表彰に輝き、大阪府で開かれた「第16回全国『みどりの愛護』のつどい」の席上受賞、このほど、坪井今朝生会長(仁礼町)が市役所に三木市長を訪ね、受賞を報告した。
同会は平成7年に有志で花を植えたことがきっかけで仲間が増え始め、10年に会を発足させた。現在は仁礼・夏端・亀倉の3町に約90人の会員がおり、同会が整備する国道406号沿い一帯は須坂の花名所として知られている。
大会冊子では、同会を「平成7年から道路の残地と会員の土地を利用してフラワーロードづくりや周辺の清掃活動を始めた。フラワーロードづくりは3つの町にわたる個人・企業などの会員からの会費で運営し、土づくり・施肥・定植・草取り・花柄摘み・水くれなども会員が責任をもって行っている。同じ地域内の小中学校や老人会とも連携し、地域全体の美化に努めている。フラワーロードは約700メートルの区間にマリーゴールド、サルビア、カンナ、ヘブンリーブルーを効果的に植え、土づくりに力を入れることできれいな花が秋遅くまで咲き続ける風情は道を往来する人々に大きな安らぎと潤いを与えている」と紹介している。
三木市長らからねぎらいと激励の言葉を贈られた坪井会長は「きれいにしていればごみは捨てない。これからも自ら楽しみ、見てくれる人も楽しんでもらえるよう、皆と力を合わせていきたい」と話していた。
なお「みどりの愛護」功労者大臣表彰は一昨年度に南原町老人クラブ、昨年度に春木町老人クラブが受賞しており、須坂市から3年連続の栄誉となった。
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