【長野ガロンズ】ホーム2戦目も連敗〜3勝7敗で3位のまま

2022-03-05 09:58 am by 須坂新聞

スポーツ icon バレーボールVリーグ3部(V3)男子の須坂大会が2月26、27日、市民体育館で行われた。須坂市を拠点にVリーグ6季目を戦う長野GaRons(ガロンズ)は2日間とも近畿クラブスフィーダに1―3で敗れた。今季2度目のホーム戦も白星で飾ることができず4連敗。通算3勝7敗で順位は4チーム中3位のまま。
 26日の1戦目は第1セット終盤まで一進一退の攻防を繰り広げたが、19―19から4連続失点し落とすと、連続ブロック得点を奪われるなど試合を優位に進められ第2セットも連取された。第3セットは序盤に柳生選手のブロックや速攻、中盤は途中出場の荻野選手の強打やフェイントなどで得点を重ねると、終盤は福池選手にボールを集めてジュースの接戦を制したが、第4セットは要所で相手に強打を決められるなどリードを許し敗れた。
 27日の2戦目の第1セットは序盤に石坂選手の速攻やブロック、鰐川選手の強打など4連続得点で先行したが、中盤の連続失点から徐々に点差を広げられ落とした。互いに一歩も譲らず終盤を迎えた第2セットは小林選手のブロックや奥原選手の強打などでジュースの競り合いを制したが、第3セットを落とすと、第4セットは7―11から5連続得点するなど粘りを見せたが及ばなかった。
 松下祐太主将(24、山梨県出身、中野市)は「大事なところでミスをしたり、決め切れないなど、課題が全て出た試合だった」、篠崎寛監督(52、須坂市南小河原町出身、長野市)は「序盤に走られてしまい、苦しい展開になってしまった。相手以上にこちらのミスが出てしまったことが敗因」と悔やんだ。
 リーグ戦は残り5試合。チーム目標の「V2昇格」を果たすためには、V3で2位以内に入り、V2下位との入れ替え戦に勝たなくてはならない。
 4連敗で2位以内はかなり厳しい状況になったが、次戦のホーム最終戦に向け、松下主将は「課題を修正してホームゲームで勝利を挙げ、支えてくれている人たちに恩返ししたい」、篠崎監督は「ホーム全敗だけは避けなければならない。来週(5、6日)の須坂大会までには立て直し、近畿とも対戦するので今度は勝ちたい」と意気込んだ。
 次戦も市民体育館で行われる。今季ホーム最終戦で、5日はトヨタモビリティ東京スパークル、6日は近畿クラブスフィーダとリモートマッチ(無観客試合)で対戦する。

2022-03-05 09:58 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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