2017-11-25 07:00 am by 須坂新聞
須坂市内の商店や事業所、公共施設計20カ所がこのほど、全国まちの駅連絡協議会(東京都)から「まちの駅」の認定を受けた。まちの駅は無料の休憩や案内、トイレなどの機能を備えた場所。店舗や施設の一角などに設けて、住民や観光客などの交流、情報発信の場としたり、まちの駅同士で連携してイベントなどを行い、地域のにぎわい創出を目指す。21日に常盤町の市旧上高井郡役所で認定式が行われた。
まちの駅は誰でも自由に立ち寄ることができる。各店舗や施設の所有者が運営を担い、来訪者にも対応する。3月末現在、全国に約1,600カ所、県内には19カ所ある。
市が呼びかけたところ、中心市街地を中心に20カ所の賛同を得たことから、加盟申請して認定された。各まちの駅には、入り口などに共通のロゴマークを掲示するなどする。
認定式で、各まちの駅担当者が全国まちの駅連絡協議会事務局長の橋本正法さんから認定証を受けた。今後の活動などについての意見交換も行い、連携してのスタンプラリーやマップ作成などの提案があった。
橋本さんが各地の事例を紹介し、子どもや年配者の集いの場となったり、地域の商店などを紹介するクーポン付きカードの発行、物産イベントなどで活性化に取り組んでいる所があるとした。「まちの駅はやることでいろんな人とつながり、新しい意識が芽生え、まちづくりなどにつながる」と話した。
すやしん酒店(馬場町)は、これまであった店内のお茶飲みスペースをまちの駅に活用する。同店の神林信久さんは「日ごろからまちを盛り上げるために何かできないかと考えていた。これをきっかけに、おもてなしなど自分でできることからやっていきたい」と話している。
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