2016-07-16 07:00 am by 須坂新聞
第36回全日本バレーボール小学生大会(日本バレーボール協会など主催)の県大会は3日、東御中央公園第一体育館などで行われ、男子は日滝バレーボールクラブ(日滝VC)が初優勝に輝き、女子は小布施スポーツ少年団が5年連続21回目の優勝を飾った。両チームは県代表として、8月9〜12日に東京体育館などで開かれる全国大会に出場する。
大会には地区大会を勝ち抜いた男子12、女子16チームが出場。それぞれトーナメントを戦い優勝を争った。
北信3位の日滝VCは2回戦で昨年度の県新人戦で敗れた優勝チームの伊那谷V-Kids(阿智村、南信1位)に2(21-19・21-
8)0で雪辱すると勢いに乗り、準決勝は松本ファイターズ(中信1位)との接戦を2(19-21・21-17・15-12)1で制した。決勝の若穂ジュニア(北信1位)は第1セットの序盤にリードを許したがサーブで相手を崩すなどして逆転し、2(21-14・21-19)0で初の頂点に立った。
エースで主将の勝山翔太君(日滝小6年)は「新人戦で優勝した伊那谷に勝って勢いに乗れた。レシーブやトスがいいところに上がるなど、チーム力で優勝できた」と喜んだ。西沢悦郎監督は「子どもたちは1戦1戦成長していった。絶対に優勝するという気持ちが強かった」と選手たちをたたえた。
昭和63年のクラブ発足以来、初の全国大会に向けて、西沢監督は「力を出せれば結果はついてくる。勝ち負けにこだわらず、自分たちの力を出し切って、試合を楽しんでほしい」と期待。勝山主将は「自分たちのやってきたことを出して、楽しんでやりたい。全国のいろいろなチームと対戦できるのはうれしい。全国制覇を目指して頑張りたい」と意気込んでいる。
〔日滝バレーボールクラブ〕▽選手 勝山翔太(主) 丹下駿 市川勇飛 勝山裕太 越裕哉 鹿島勇斗=以上6年 勝山敬太 中沢秀真=以上3年▽監督 西沢悦郎▽コーチ 勝山真自▽マネジャー 牧晃正
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一方、北信1位の小布施は攻めのサーブで相手を崩し、エースの中山万葉主将(中野小6年)を中心とした攻撃で主導権を握るバレーを展開。初戦の軽井沢ジュニア(東信4位)、2回戦の安曇野松川(中信2位)、準決勝の塩田VBC(上田市、東信1位)を全てストレートで、順当に勝ち上がった。
決勝のチーム長地クラブ(岡谷市、南信1位)は第1セットをジュースの末に落としたが、第2セット中盤から持ち味の攻めのサーブやエースのスパイクが決まり、2(20-22・21-15・15-10)1で5連覇を達成した。
中山主将は「決勝は競った試合だったが、サーブも入ってチームもいい流れに乗れた。みんながつないでくれたボールなので、絶対に決めるという気持ちで打った。優勝を目標にしていたのでうれしかった」と喜んだ。
全国大会に向け、中山主将は「レシーブをとにかく上げ、サーブをしっかり入れたい。まずは3日目(ベスト8)に残って、優勝したい」。松嶋博監督は「選手はそれぞれ球筋の違うしっかりとしたいいサーブが打てる。サーブやレシーブの精度をさらに高め、最終日(ベスト8)に残りたい」と意気込んでいる。
〔小布施スポーツ少年団〕▽選手 中山万葉(主) 倉田楓 山本菜希沙 江川遥=以上6年 鈴木京佳 篠崎楓 関里桜 冨沢愛日花 横田愛花 原明依奈=以上5年 梶川瑠李 田畑咲友=以上4年▽監督 松嶋博▽コーチ 吉田孝▽マネジャー 土屋正史
2016-07-16 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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