2009-06-14 08:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園は8日、アカカンガルー「クララ」の第3子キャッチ(オス・9カ月=写真手前)を、兄の第1子クラッチ(2歳7カ月)がいる南園の新園舎に移した。輸送箱から放されたばかりのキャッチは落ちつかない様子でしばらくはクラッチの後を追っていたが、数日経った今ではすっかり慣れ、兄弟仲良く落ち着いた生活を送っている。
キャッチが性成熟してきていることや、ハッチとクララには今後も赤ちゃんが何頭も生まれるため、大きくなった子供たちから嫁入りさせたり、独立させる必要があることなどが引っ越しの理由。
飼育担当の小林哲也さんは「クラッチがひとりぼっちでいた3カ月間は常に不安そうだったが、キャッチと暮らすようになってからは落ち着き、とてもいい状態」と話している。
9日午後、仰向けに昼寝する2頭はすっかり夢の中。ところが、思い出したかのようにクラッチがすっと起き上がり、「遊ぼうか」とキャッチに誘いをかけると、「まだ寝る!」とすかさずパンチを食らっていた=写真。優しいお兄ちゃんと強気な弟。ほほえましい兄弟げんかは連日見られそうだ。
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