2009-05-26 08:00 am by 須坂新聞
須坂市動物園が発行している「月刊すざかしどうぶつえん」が5月号で100号を迎えた。同園の縮小・廃園案が浮上し、「自分たちで行動を起こさなければ何も変わっていかない」と、飼育員の小林正和さん(32)が2001年2月に第1号を発行。以来毎月、動物の赤ちゃん誕生やイベント告知など、バラエティに富んだ情報を発信し、8年余りを経て節目の発行となった。
同年5月の第4号では「動物園に新しい仲間がやってきました」と、東山動物園からアカカンガルーのハッチがメスのオードリーと一緒に来園したニュースを伝えている。今や全国区の人気者「ハッチ」のデビューは、手作り動物園の魅力がちょうど芽生え始めたころだったようだ
現在も小林さんがほかの飼育員からの原稿をとりまとめ、主に自宅で編集作業を行う。「一気にやる時間がなかなかとれないが、月刊紙作りも大事なライフワークになっている」という。
途中からメールマガジンとして配信も始め、この5月で84号になった。当初、30人ほどだった登録者は今では約550人。小林さんは「今後もタイムリーな話題や動物の生態など、内容をさらに充実させて、もっとたくさんの人に動物園の情報を発信していきたい」と意気込んでいる。
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