2005-09-15 12:00 am by 須坂新聞
長野電鉄(長野市)は1日、東京急行電鉄(東京)から譲り受け、新たに導入した8500系車両の営業前試乗会に市内の園児約160人を招待した。須坂マリア幼稚園、みつばち保育園が貸し切り状態で須坂―信州中野間を往復した。
発車前、シートに座りうきうき気分の子どもたちに、車内アナウンスで「みなさんは最初のお客さまです」と歓迎の声が流れると、みんな思わず「やったー!」と大歓声。「しゅっぱつ、しんこう」の合図を子どもたちが元気に発した。
列車が動きだすと、流れる景色を夢中になって眺めたり、道行く人に手を振ったり。途中「線路は続くよどこまでも」や「手のひらを太陽に」などの歌声や手拍子を響かせながら、遠足気分を満喫した。また電鉄職員から踏切事故などを防ぐために「線路には入らない」「線路に石を置かない」などの注意事項を学んだ。
8500系はこれまでの旧型3500系に替わるもので、3両2編成。試乗会の翌日から同区間で運行を始めた。車内には11日まで、両園の子どもたちが描いた線路や電車の絵を展示している。
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