2005-09-06 12:01 am by 須坂新聞
須坂市上中町の片倉遼君(須坂小3年)は、実用英語技能検定(英検)2級の本年度1回目(6―7月)で、県内合格率18%の難関を最年少で見事合格した。2級は高校卒業程度の実力が必要という。
千葉県木更津市生まれ。外科医の父達(たつし)さんが留学していた米テキサス州で、遼君も4歳から約3年間過ごした。英語で話すことには消極的だったが、相手の言っていることはほとんど理解できるほどに上達し、帰国。昨年4月、達さんが勤務する千葉大医学部付属病院から県立須坂病院に派遣され、家族で引っ越してきた。
英会話の感触を忘れないようにと、現在は市内の学習塾に週2回、英会話教室に週1回通う。幼いころから英単語や車のナンバーを覚えることが好きだったといい、英検2級の受験前も、学校へ行く前に早起きして単語を勉強していたとか。自分で決めたことは最後までやり通すという前向きさに、母由香さんもさすがに感心。指導する塾の先生も「遼君のがんばりは他の子どもたちにとっても良い刺激になっていると思います」と話す。
「将来は英語の先生か、天文学者になりたい。今勉強していることが役立てばいいな」と遼君。現在は準1級合格に向けて猛勉強中。歴史やサッカーなど、いろいろなことに好奇心おう盛ながんばり屋だ。小学2年の遊君、年長の遙香ちゃんの3人きょうだい。
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